ドバイ不動産投資 完全ガイド

ドバイ不動産投資を、
数字で判断する。

利回り、費用、購入の流れ、そしてリスク。ドバイでの不動産投資を検討するときに必要な情報を、現地のライセンス保有ブローカーとして、日本語でひととおり整理しました。良い面だけでなく、注意すべき点も書いています。

所得税・譲渡税・家賃収入への課税なし 外国人でも完全所有権 200万AEDで10年ビザ 日本語で現地対応
無料で利回りを試算する →費用の内訳を見る
SUMMARY

最初に、結論から。

  • ドバイは「税金がかからない」ことが最大の特徴です。UAEには個人の所得税がなく、不動産の譲渡益課税も、家賃収入への課税もありません。手取りベースでの利回りが読みやすい市場です。
  • ただし「利回り○%」は表面の数字です。サービスチャージ(管理費)、管理委託料、空室期間を引いた実質で見る必要があります。ここを飛ばすと、必ず想定と実際がズレます。
  • 購入時の諸費用は、物件価格の6%前後が目安です。DLD登録手数料 約4%+仲介手数料 約2%(+VAT)が中心です。
  • 市場は今、選別の局面に入っています。2026年8月の取引件数は前年同月比で約36%減る一方、平均単価は約4%上がりました。「どこを買っても上がる」フェーズではありません。
WHY DUBAI

ドバイが投資先に選ばれる理由。

日本の不動産と比べたときに、構造として違う点を挙げます。

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税金がかからない

UAEには個人の所得税がありません。不動産の譲渡益課税も、家賃収入への課税もありません。法人の場合は課税所得37万5,000AEDを超える部分に9%の法人税がかかります。

ドバイの税金ガイドを読む →
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外国人でも完全所有権

フリーホールドエリアでは、外国人が土地・建物を完全所有できます。所有期間の制限もありません。権利はドバイ土地局(DLD)に登録され、Title Deed(権利証)が発行されます。

契約と証跡の教科書 →
🪪

不動産がビザにつながる

200万AED以上の不動産を所有すると、10年のゴールデンビザを申請できます。ご家族の帯同も可能です。投資と居住の選択肢が連動しているのは、ドバイの大きな特徴です。

ゴールデンビザの取得条件 →
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通貨がドルに固定

UAEディルハム(AED)は米ドルにペッグされています。新興国の不動産にありがちな、現地通貨の急落で資産価値が目減りするリスクは構造的に小さくなります(円建てで見た場合の為替変動は別途あります)。

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人口が増え続けている

ドバイの人口は増加を続けており、賃貸需要の土台になっています。世界中から人と企業が集まる構造そのものが、賃料と価格を支えています。

最新の市場データを見る →
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分割払いで買える

オフプラン(建設前)物件は、頭金20%程度から、引渡しまで分割で支払えるものがほとんどです。購入者に仲介手数料がかからない点も、日本の不動産とは異なります。

オフプランとレディの比較 →
YIELD

利回りは、「実質」で読む。

提案資料に書かれている利回りは、ほとんどが表面利回りです。そこから何が引かれるのかを、先に知っておいてください。

サービスチャージ(管理費)

建物の共用部の維持費です。1平方フィートあたりの年額で決まり、物件ごとに大きく異なります。高級物件ほど高くなる傾向があり、金額は年によって変動します。購入前に必ず実額を確認してください。

管理委託の手数料

遠隔地から運用する場合、現地の管理会社に委託します。目安は年間賃料の5%程度です。

賃貸の仲介手数料

入居者を決めるときの手数料です。一般に年間家賃の5%程度が目安です。

空室期間の固定費

入居者がいない間も、サービスチャージはかかり続けます。年間を通じた稼働率で考える必要があります。

つまり、表面利回りから少なくともこれらを引いた数字が、実際の手取りです。物件ごとに金額が違うため、一般論では計算できません。ご検討中の条件で試算したい場合は、無料の投資シミュレーションをお使いください。より詳しい考え方は投資物件の選び方で解説しています。

COST

購入にかかる費用の内訳。

物件価格のほかに、主に次の費用がかかります。合計で価格の6%前後が目安です。

DLD登録手数料ドバイ土地局への登録費用。購入時に必要です
物件価格の約4%
不動産仲介手数料完成物件(セカンダリー)の購入時。オフプランは購入者負担なしが一般的です
約2%+VAT
登録・事務手数料権利証(Title Deed)やOqood(仮登録)の発行など
実費
サービスチャージ保有中の管理費。1平方フィートあたりの年額で物件ごとに異なります
物件による
NOC発行費用売却時にデベロッパーから取得する承諾書
売却時に必要

※ 金額は目安です。デベロッパー・物件・時期により変わります。物件ごとの概算は個別にお出ししますので、お問い合わせください。
※ ドバイには不動産の保有税・譲渡益課税・家賃収入への課税はありません。日本の居住者の方は、日本側での申告が必要になる場合があります。詳しくは売却したときの税金をご覧ください。

HOW TO BUY

購入の流れ

日本にお住まいのまま購入することもできます。渡航が必要な手続きは限られています。

1

目的を決める

値上がり益なのか、家賃収入なのか、ビザなのか、将来の移住なのか。ここが決まらないまま物件を見ると、必ず迷います。

2

物件を選ぶ

エリア、デベロッパー、間取り、引渡し時期、支払い計画を比較します。オフプランか完成物件かで、検討の軸が変わります。

3

予約(EOI/予約金)

人気物件はローンチ当日に決まることもあります。予約の条件と、キャンセル時の扱いを必ず確認します。

4

売買契約(SPA)

物件の詳細・価格・支払いスケジュール・引渡し条件を定めた契約書です。オフプランの場合、デベロッパーがDLDに登録し、Oqood(仮登録)が発行されます。

5

支払い

契約で定めたスケジュールに沿って支払います。海外送金は、参照番号の不備などで先方の入金処理に反映されないことがあるため、着金の確認までを行ってください。支払方法の実務はこちら

6

引渡し・登記

完成物件はNOC取得のうえDLDで所有権を移転します。オフプランは建設完了後に引渡しです。引渡し前の検査(スナッギング)をおすすめします。

各ステップの詳細は購入の流れ完全ガイドを、書類と記録の残し方は契約と証跡の教科書をご覧ください。

RISK

先に知っておきたい、リスクと注意点。

良い面だけを並べても、判断の役には立ちません。実際に現地で起きていることを書きます。

「すぐ売れる」とは限らない

オフプランの転売には、デベロッパーごとに条件(支払い済み割合など)があります。売りたいときに売れない可能性を前提に、資金計画を立ててください。

供給は続いている

ドバイでは新規供給が継続しています。エリアと物件を選ばなければ、賃料も価格も想定どおりにはなりません。

引渡しの遅延と施工品質

オフプランでは工期が延びることがあります。引渡し時に不具合が見つかることもあります。専門の検査会社によるスナッギングを挟むのが現実的です。

買った後のサポートが消える

販売時は手厚くても、引渡し後に連絡がつかなくなる事業者があります。購入前に「引渡し後は誰が対応するのか」を確認してください。

送金が「未入金」扱いになる

参照番号の漏れ、名義の不一致、中継銀行の手数料による金額不足などで、送金がデベロッパーの入金処理に反映されないことがあります。着金確認まで追う必要があります。

円建てで見たときの為替

AEDは米ドルにペッグされているため、実質的にはドル円の動きを受けます。円換算での評価額は為替で変動します。

業者選びで実際に起きていることはドバイ不動産 業者の手口と防衛術にまとめています。

GUIDES

もっと詳しく知る(記事一覧)

FAQ

よくあるご質問

Q.ドバイの不動産は外国人でも買えますか?
はい。フリーホールドエリアでは、外国人でも土地・建物を完全所有できます。所有期間の制限はなく、権利はドバイ土地局(DLD)に登録され、Title Deed(権利証)が発行されます。日本に居住したまま購入することも可能です。
Q.ドバイ不動産の利回りはどのくらいですか?
提案資料に出てくる利回りは表面利回りであることがほとんどです。そこからサービスチャージ(管理費)、管理委託料(年間賃料の5%程度)、賃貸の仲介手数料(年間家賃の5%程度)、空室期間の固定費が引かれます。物件ごとに金額が大きく異なるため、実質利回りは個別に試算する必要があります。
Q.購入にかかる諸費用はいくらですか?
主なものは、DLD登録手数料が物件価格の約4%、完成物件の場合の不動産仲介手数料が約2%(+VAT)、そのほか権利証やOqoodの発行などの実費です。合計で物件価格の6%前後が目安になります。オフプラン物件は購入者に仲介手数料がかからないのが一般的です。
Q.ドバイの不動産に税金はかかりますか?
UAEには個人の所得税がなく、不動産の譲渡益課税も、家賃収入への課税もありません。保有税もありません。法人で保有する場合は、課税所得37万5,000AEDを超える部分に9%の法人税がかかります。なお、日本の居住者の方は日本側での申告が必要になる場合がありますので、税理士にご確認ください。
Q.不動産を買うとビザは取れますか?
200万AED以上の不動産を所有すると、10年のゴールデンビザを申請できます。完成物件・オフプラン物件のどちらも対象です。ご家族の帯同も可能です。2026年には、2年の不動産オーナー向けビザについて、単独所有の場合の最低価格要件が撤廃されました。
Q.オフプランと完成物件、どちらがいいですか?
目的によります。オフプランは頭金20%程度から分割で支払え、購入者に仲介手数料がかからず、値上がり益を狙いやすい一方、引渡しまで家賃収入は発生せず、工期の遅延リスクがあります。完成物件はすぐに賃貸に出せますが、まとまった資金と仲介手数料が必要です。
Q.日本にいながら購入できますか?
可能です。物件の選定から契約、支払いまでオンラインで進められます。引渡しの立会いは、委任状(POA)をご用意いただければ当社が代理で行えます。引渡し前の検査(スナッギング)の手配も承ります。
Q.今のドバイ市場は買い時ですか?
一概には言えません。2026年8月の取引件数は前年同月比で約36%減少した一方、平均単価は約4%上昇しました。市場全体が一律に上がる局面ではなく、エリアと物件の選別が結果を分ける段階に入っています。ご自身の目的と保有期間に照らして判断してください。

まずは、ご自身の条件で試算を。

予算・目的・目標利回りなど8つの質問に答えるだけで、想定利回りと収益、条件に合う物件の組み合わせを無料でシミュレーションできます。登録は不要です。ご相談も無料で承ります。

※ 本ページの内容は一般的な情報であり、特定の物件の購入を推奨するものでも、投資助言でもありません。金額・料率・制度の要件は、デベロッパーやUAE当局の運用により変更されることがあります。日本側の税務・法務については、税理士・弁護士等の専門家にご確認ください。当社はドバイの不動産規制庁(RERA)登録の不動産会社です。