― 特にオフプラン不動産投資家の方へ ―
目次
- UAEゴールデンビザとは?
- ゴールデンビザの対象者
- なぜUAEゴールデンビザは人気なのか?
- ゴールデンビザの特別なメリット
- ゴールデンビザはUAE全土で有効?
- ゴールデンビザは更新できる?
- 家族のスポンサーは可能?
- 申請時にUAEに滞在している必要は?
- オフプラン不動産での主な申請条件
- デベロッパーから必要な書類
- 申請者本人の必要書類
- ゴールデンビザはオフプラン物件限定?
- ゴールデンビザの費用について
- ゴールデンビザ取得後に200万AEDの物件を売却したい場合
- まとめ
- UAEゴールデンビザとは?

UAEゴールデンビザとは、UAE政府が提供する10年間有効の長期居住ビザです。
従来のようなスポンサー(雇用主など)を必要とせず、外国人がUAEに居住・就労・就学・投資することを可能にします。
長期的な安定性と柔軟性を提供し、ゴールデン・レジデンシー・プログラムのすべての特典を享受できるため、生活の質を高めたい方にとって非常に魅力的な制度です。
- ゴールデンビザの対象者

UAEゴールデンビザは、以下のような複数のカテゴリーが対象となります。
- 投資家:UAEで大きな投資を行う方
- 起業家:成功しているビジネスオーナー
- 高度専門職:医師、科学者、Cレベル(経営層)、専門職
- 学生・卒業生:優秀な学生・成績優秀な卒業生
- 人道支援分野の功労者
- 最前線従事者・ブルービザ保持者(環境保護など)
※本記事では、不動産投資家、特にオフプラン物件の投資家向けゴールデンビザに焦点を当てています。
- なぜUAEゴールデンビザは人気なのか?

長期間UAEを離れてもOK
通常の居住ビザと異なり、6か月以上UAEを離れると失効する制限がありません。
海外在住や頻繁な渡航がある方にとって、大きなメリットです。
税制面から見たUAE長期居住のメリット
UAEは、居住者にとって比較的シンプルで負担の少ない税制環境を持つ国です。
これはゴールデンビザに限った特典ではなく、UAEに居住する方全般に共通する制度です。
ただし、ゴールデンビザを取得することで、このような税制環境を持つUAEに長期的かつ安定して滞在できる居住資格を得られる点が大きな特徴です。
一般的に、UAE国内では個人所得税や不動産保有税、相続税などは課されていません
(※一部業種や特定のケースを除く)。
一方で、日本など他国に収入・資産・居住実態がある場合は、
その国の税制が引き続き適用される可能性があります。
税務の扱いは個人ごとに異なるため、一概には言えません。
詳しい内容については、状況に応じて個別にご案内可能ですので、お気軽にご相談ください。
UAE本土での会社所有とゴールデンビザの関係
UAEでは、外国人投資家であれば誰でも本土において100%自己所有の会社設立が可能です。
そのうえでゴールデンビザを取得することで、UAEに長期的かつ安定して滞在できる居住資格が得られ、
ビジネスや不動産投資を継続的に管理・運営しやすくなります。
- ゴールデンビザの特別なメリット

パスポート・緊急時サポート
緊急渡航サポート(ERD)
海外でパスポートを紛失・破損した場合、
オンラインで30分以内に電子リターンドキュメント(ERD)を取得し、7日以内にUAEへ再入国可能です。
24時間ホットライン
緊急時には専用ホットライン
+971 2 493 1133
から24時間サポートを受けられます。
危機・避難サポート
自然災害や政治的混乱が海外で発生した場合、
UAE政府の国家レベルの避難・支援計画の対象となります。
帰国・終末期サポート
万が一、海外でお亡くなりになった場合でも、
UAE政府が遺体搬送、帰国、埋葬または火葬の手配を支援します。
…その他にも多くの特典があります。
- ゴールデンビザはUAE全土で有効?

はい。
UAEの7首長国すべてで有効です。
ある首長国で不動産投資をし、別の首長国に住むことも可能です。
また、UAE国外に居住していてもビザの有効性には影響しません。
- ゴールデンビザは更新できる?

はい。
条件を満たし続けていれば、10年ごとに更新可能です。
更新時に必要な主な内容:
- 健康診断
- 更新費用の支払い
- UAEへの入国
- エミレーツIDの更新
- 家族のスポンサーは可能?
| 家族 | スポンサー可否 | 条件 |
| 両親 | ✅ 可能 | スポンサー可能 |
| 息子 | ✅ 可能 | 未婚に限る |
| 娘 | ✅ 可能 | 未婚に限る |
| 兄弟姉妹 | ❌ 不可 | 対象外 |
| 祖父母 | ❌ 不可 | 対象外 |
- 申請時にUAEに滞在している必要は?
はい。
ゴールデンビザの手続き完了のため、短期間UAEに来る必要があります。
手続き完了後は、自由に渡航・滞在できます。
- オフプラン不動産での主な申請条件
不動産条件
- 総額 200万AED以上(約8,200万円以上)
- 以下いずれか:
- 単一のオフプラン物件(200万AED以上/約8,200万円以上)
- 複数物件の合計が200万AED以上(約8,200万円以上)
- すべての物件が:
- 同一申請者名義
- 認可デベロッパーから購入
- デベロッパーから必要な書類

デベロッパー発行のSOA(Statement of Account)
SOAとは、デベロッパーが発行する公式書類で、
オフプラン物件の詳細、購入価格、支払済み金額、購入者名義での登録状況を証明するものです。
ゴールデンビザ申請時の重要書類として使用されます。
Oqood(仮タイトルディード)
引き渡し前の正式な不動産登録書類で、
ドバイ土地局(DLD)に登録されていることを証明します。
- 申請者本人の必要書類
- パスポートコピー(残存6か月以上)
- ICP規格の証明写真
- UAE発行の医療保険(必須)
- DHAベーシック
- または包括的保険
- デベロッパーSOA(オフプランの場合)
- パスポートと完全一致する氏名
- 旧エミレーツID(該当する場合)
- ゴールデンビザはオフプラン物件限定?

いいえ。
完成済み物件(リセール)・オフプラン物件の両方が対象です。
- ゴールデンビザの費用について
200万AED(約8,200万円)相当の不動産を所有することで申請資格を得られます。
ビザの政府手数料は、
主申請者1名あたり 約9,000〜15,000 AED(約37万円〜62万円)
※首長国・サービス内容により異なります。
含まれるもの:
- 政府手数料
- 土地局関連費用
- エミレーツID
- 健康診断
※タイピングセンター等の追加費用は別途
扶養家族(配偶者・子ども)の場合
1名あたり 約5,000〜6,000 AED(約20万円〜25万円)
- ゴールデンビザ取得後に200万AEDの物件を売却したい場合

はい、その場合はまずゴールデンビザのキャンセルが必要です。
以下に基づいて取得した場合:
- 単一の200万AED物件(約8,200万円)
- 複数物件合算で200万AED(約8,200万円)
いずれかを売却すると、条件を下回ります。
ビザ発行後、該当物件は通常**売却不可(ブロック)**となります。
ただし、賃貸は可能で、家賃収入は継続できます。
- まとめ
本記事では、UAEゴールデンビザについて必要な情報を一つにまとめました。
10年間有効な長期居住ビザとして、UAE全土での居住・就労・投資を可能にし、高い自由度と安定性を提供します。
特に、不動産投資家(オフプラン投資家)向けに、
条件・必要書類・費用・更新・家族スポンサー・売却時の注意点まで詳しく解説しました。
制度を正しく理解し、安心して判断できるようにすることが本記事の目的です。
本記事が、皆さまの疑問解消に役立てば幸いです。
詳しいご相談や個別のご案内については、ぜひお気軽にご連絡ください。